3 副収縮からの多形性心室頻拍
 多形性心室頻拍が副収縮起源の調律によって開始する例である477).一過性であれば多形性心室頻拍で終わるが,持続すれば心室細動に移行する危険がある.起源は心内膜下と思われる例があり,マッピング時に起源にカテーテルを留置しただけで心室頻拍は消失し,容易にカテーテルアブレーションで根治する例がある.
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心臓突然死の予知と予防法のガイドライン(2010年改訂版)
Guidelines for Risks and Prevention of Sudden Cardiac Death(JCS 2010)